
もくじ
- スケボーは消費カロリーの高いスポーツ!
- スケボーは下半身の筋肉をバランスよく鍛えてくれる
- スケボーは太りにくい身体の基礎作りに適したスポーツ
- のびのびとスケボーを楽しむためにはケガ防止のアイテムを装着
- 怖いのが日焼け!ケガ予防にもなる長袖長ズボンでしっかりブロック
- 運動効果を高めるには食事1時間後か筋トレ後がおすすめ
スケボーは消費カロリーの高いスポーツ!
スケボーは正式名称をスケートボード(skateboard)といい、ストリートスポーツのなかでも特に知名度の高い競技です。前部に2つ、後部に2つ、計4つの車輪(ウィール)がついた縦長の板(デッキ)の上に乗って滑走するのが基本姿勢となります。また、滑走に用いる用具そのものを指してスケボーと呼ぶこともあります。発祥は1940年代から1950年代頃のアメリカだといわれており、日本では1970年代中頃に一気に流行しました。その後、1982年に日本スケートボード協会が設立されています。
スケボーは遊びやファッションとしてポピュラーであることはもちろん、競技としても確立されているのが特徴です。競技としてのスケボーでは、スケボーに乗った状態で行う技(トリック)の難易度・オリジナリティ・スピードなどを主に競い合います。さまざまな傾斜や高さの斜面を組み合わせたコースで行う「パーク」や、街のなかにある階段や手すりなどをイメージして作られた障害物を利用して技や滑走を競う「ストリート」などの種目があります。
そして、スケボーは強度の高いスポーツであり、消費カロリーが多いというのも注目ポイントです。車輪のついた細長い板に乗って滑走するという性質上、スケボーは主に下半身の筋肉を駆使して行うスポーツです。そのため、スポーツにおけるカロリー消費の指標となるMETs(メッツ)も5.0と高めの数値になっています。METsとは「Metabolic equivalents」の頭文字を取った略称であり、対象となる運動や身体活動がどの程度の強度なのかを表す単位です。寝転がったり楽な状態で座ったりしている安静時を1として、特定の運動や身体活動を行った際に、安静時の何倍の消費カロリーがあるかを示しています。
つまり、スケボーは安静時に比べて、5倍ものカロリーを消費する強度のスポーツだということです。滑走の姿勢や速度、行う技の種類などに左右されるものの、体重が約50kgの女性がスケボーを30分間行った場合の消費カロリーは、およそ100キロカロリーです。
スケボーは下半身の筋肉をバランスよく鍛えてくれる
人間の体は、下半身に大きな筋肉が多く集まっている作りになっています。したがって、下半身の筋肉を使う運動をするほうが、基本的に消費カロリーは大きくなります。そして、スケボーは主に両足を使って姿勢を維持しつつ滑走するスポーツなので、下半身の筋肉をバランスよく鍛えることが可能です。そのため、カロリーを効率的に消費できて、ダイエットにも効果的だといえます。スケボーによって鍛えられる下半身の筋肉は、主に「大臀筋」「大腿四頭筋」「ハムストリング」「下腿三頭筋」などです。
「大臀筋」は、お尻を形成している筋肉のうち、もっとも表層部分にある筋肉を指します。単一の筋肉としては、人間の体のなかで最大の面積を誇るのが特徴です。中央の一番分厚い部分の厚みは、平均でおよそ3cm(男性約2cm、女性約3.5cm)もあります。股関節の伸展に大きく関わり、直立姿勢の保持や正しい歩行を行ううえで、重要な役割を果たします。女性はとりわけ大臀筋が厚いので、お尻の形を保つために、日頃から積極的に鍛えておきたい筋肉だといえるでしょう。
「大腿四頭筋」は、太ももの前側にある面積の大きな筋肉です。歩く・走るなどといった人間のさまざまな動きと連動しており、スポーツをするうえでとても重要な筋肉の1つです。その名前のとおり、大腿四頭筋は4種類の筋肉から形成されていて、表層に近いほうから大腿直筋・外側広筋・内側広筋と並び、深層部分には中間広筋があります。主に膝の伸展や太ももを上げる動きに関わる筋肉で、股関節の動きにも大きく関係しているのが特徴です。歩行や直立にも関与しています。
「ハムストリング」とは、太ももの裏側にある筋肉群のことです。大腿二頭筋・半膜様筋・半腱様筋などといった複数の筋肉で構成されています。そのため、英語における複数形のSを付け加えて、ハムストリングスと呼ぶこともあります。主に膝関節の動きを支えており、膝を曲げたり伸ばしたりといった動作に関与するのが特徴です。また、ハムストリングの筋力や柔軟性は骨盤の前傾や後傾にも関わってくるので、適切なコンディションに保つことが大切になります。
「下腿三頭筋」は、ふくらはぎにある3つの筋肉の総称です。表層側にある腓腹筋と深層側にあるヒラメ筋によって構成されていますが、腓腹筋が腓腹筋内側頭と腓腹筋外側頭に分かれるので、合わせて3頭となります。主に膝関節や足関節の動きを支えていて、歩く・走る・跳ぶなどといった動作に関与します。
スケボーは太りにくい身体の基礎作りに適したスポーツ
スケボーなら大きい筋肉が集まっている下半身をバランスよく鍛えられるので、基礎代謝の向上が見込めます。そして、基礎代謝が上がれば日常的に消費するカロリーも上がるので、太りにくい体の基礎作りに役立つでしょう。また、スケボーが基礎代謝の向上に効果的な理由の1つとして、インナーマッスルと体幹を強化できるという点が挙げられます。インナーマッスルとは比較的体の中心部分に近い筋肉のことで、普通は皮膚の上から触ることができないため、深層筋と呼ばれることもあります。一方で体幹とは、頭・両腕・両脚を除いた胴体部分のことです。そして、スケボーに乗った体勢は地面に立っているときよりもかなり不安定なので、バランスを取るために、自然とインナーマッスルと体幹が鍛えられます。
インナーマッスルと体幹を鍛えることは姿勢の改善につながりますから、すらりとした立ち姿を手に入れたいという人にぴったりです。それから、インナーマッスルと体幹を強化することで、体の外側にあるアウターマッスルを鍛えすぎることなく基礎代謝を上げられるため、女性らしい体型を維持したまま体重を減らしやすいのも見逃せないポイントです。
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スケボーなら大きい筋肉が集まっている下半身をバランスよく鍛えられるので、基礎代謝の向上が見込めます。そして、基礎代謝が上がれば日常的に消費するカロリーも上がるので、太りにくい体の基礎作りに役立つでしょう。また、スケボーが基礎代謝の向上に効果的な理由の1つとして、インナーマッスルと体幹を強化できるという点が挙げられます。インナーマッスルとは比較的体の中心部分に近い筋肉のことで、普通は皮膚の上から触ることができないため、深層筋と呼ばれることもあります。一方で体幹とは、頭・両腕・両脚を除いた胴体部分のことです。そして、スケボーに乗った体勢は地面に立っているときよりもかなり不安定なので、バランスを取るために、自然とインナーマッスルと体幹が鍛えられます。
インナーマッスルと体幹を鍛えることは姿勢の改善につながりますから、すらりとした立ち姿を手に入れたいという人にぴったりです。それから、インナーマッスルと体幹を強化することで、体の外側にあるアウターマッスルを鍛えすぎることなく基礎代謝を上げられるため、女性らしい体型を維持したまま体重を減らしやすいのも見逃せないポイントです。
のびのびとスケボーを楽しむためにはケガ防止のアイテムを装着
スケボーを楽しむうえで、いくつか注意点があります。まずは、消費カロリーを上げるには、ある程度スピードを出して滑走しなければいけないという点です。スケボーは滑走のスピードを上げるほど時間当たりの消費カロリーが増加し、痩せやすくなるのが特徴です。ただし、スピードを出すとその分だけ転倒のリスクが高まり、大きなケガにつながりやすくなります。
ですから、スケボーを安全に楽しむためには、ヘルメット・プロテクター・グローブなどといったケガ防止アイテムを装着することが重要です。完全防備の状態なら安心してスケボーを楽しめますし、思い切ってスピードを出せるので、消費カロリーを増加させることができるでしょう。
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怖いのが日焼け!ケガ予防にもなる長袖長ズボンでしっかりブロック
スケボーをしてしっかりと汗を流すことで、肌の活性化が期待できます。そして、活性化した肌はターンオーバーサイクルが整いやすくなり、生活習慣の乱れやストレスなどによるダメージの緩和が見込めるでしょう。また、汗を流すことで新陳代謝が活発になれば、健康的でハリのある肌を手に入れられる可能性もあります。
とはいえ、スケボーを公園などの屋外で行う場合は、日焼け対策が必要です。腕と脚が充分に隠れるくらい丈の長い衣服を選び、顔には日焼け止めを塗って、肌を紫外線から守りましょう。丈の長い衣服は、ケガの防止にも役立ちます。ただし、指先や靴にかかるほど丈が長いと逆に動きづらくなって転倒の可能性が高まるので、丁度いい長さのものを選びましょう。
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運動効果を高めるには食事1時間後か筋トレ後がおすすめ

スケボーは強度の高いスポーツであり、下半身の筋肉をバランスよく鍛えることができるため、ダイエットにも効果的です。そんなスケボーの運動効果をさらに高めるには、運動する時間を選ぶことが大切です。運動能力を発揮しやすい食後1時間後か、体脂肪が燃焼しやすくなっている筋トレ後であれば、スケボーの運動効果を充分に得ることができるでしょう。
【スポーツ女子向け♡効果&目的別プロテインの美味しい飲み方と選び方】の記事はこちら
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