
もくじ
- 登山をするときのメイクのポイントは?
- 登山のベースメイクは紫外線対策が中心
- 登山のアイブロウは自然な感じがベスト
- 登山のアイメイクは肌に近いカラー選びがポイント
- 登山中のチークは健康的で控えめがコツ
- 登山のメイクはナチュラルで可愛く!
登山をするときのメイクのポイントは?

登山ではナチュラルメイクが基本です。登山中は汗をかくシーンも多い上、雨に降られることもあり、「崩れた時に目立ちにくい」ことが重要だからです。また、山での機能性ファッションには、ばっちり決めた厚めメイクよりも、ナチュラルで健康的なメイクが映えますよね。
紫外線対策をしっかりと行うことも大切です。標高が1000メートル上がるごとに紫外線量は10%から12%程度上昇するというデータもあります。下山後に後悔しないためにも、きちんと紫外線対策をして登山に臨みましょう。
登山中の肌ダメージを軽減するためには、登山前の保湿と登山後のケアも重要です。まずは登山前ですが、化粧崩れを防ぐためにも、しっかりと保湿を行いましょう。特別な化粧品を使う必要はありません。普段使っている化粧水をまんべんなくつけ、その後乳液やクリームでフタをして、水分の蒸散を防いであげましょう。
この時、肌を強くこすったりパンパンと叩いたりせず、手のひらで優しく押さえるように馴染ませるのがコツです。乾燥しやすい目元や口元には、化粧水を重ねづけしてあげるとよいでしょう。乳液やクリームは、手のひらで温めてから塗るとより肌に浸透しやすくなると言われています。乳液やクリームを付けた後は、手のひらで顔を包み込むようにしてじっくり馴染ませましょう。
登山後のケアはクールダウンと保湿が重要です。紫外線を浴びた肌は、想像以上にダメージを受けています。肌が赤くなったりほてったりしている場合は、まずは冷やしてクールダウンしましょう。その後、肌の状態を見ながら保湿ケアを行います。肌に水分を補うため、たっぷりの化粧水を含ませたコットンを使ったパックや、シート状のマスクでケアするとよいでしょう。水分を補ったら、乳液やクリームでフタをして肌の潤いを保ちましょう。手のひらで顔を包み込むようにして、水分と油分をじっくりと肌に行きわたらせるのがポイントです。
紫外線を浴びた肌に日焼けが定着するまで72時間だといわれています。そのため、登山後はできるだけ早くケアすることが大切です。いつものスキンケアにプラスして、美白効果のあるアイテムでスペシャルケアをしてあげるのもよいでしょう。
登山のベースメイクは紫外線対策が中心
登山のベースメイクは紫外線対策を重視し、軽めに抑えるのが大切です。日焼け止めの上にBBクリームを重ね、フェイスパウダーで仕上げるのがおすすめです。この時、BBクリームやフェイスパウダーも紫外線カット機能のあるものを選ぶとよいでしょう。
日焼け止めなどの紫外線カットアイテムを選ぶ時に、覚えておきたいのがサンケア指数(SPF・PA)です。
SPFとは、UV-B(紫外線B波)を防止する効果の目安となる数値で、数字が大きくなるほど効果も上がります。紫外線B波とはおもに表皮にダメージを与える紫外線で、肌の炎症を起こし、シミの原因になりやすいといわれます。SPFの数値は、日焼けを起こすまでの時間をどのくらい遅らせることができるかを示すものです。例えばSPF30なら、何も塗らない状態に比べ30倍、SPF50なら、何も塗らない状態に比べ50倍の時間、肌が日焼けするのを遅らせることができます。何も塗らない状態で紫外線を浴びてから日焼けするまでの時間は、通常15~20分だといわれています。しかしこの時間には個人差があるため注意が必要です。仮に紫外線を浴びて20分で日焼けをする人がSPF30 の日焼け止めを使った場合、600分、つまり10時間ほど日焼けのタイミングを延ばすことができる計算になります。
PAとは、UV-A(紫外線A波)を防止する効果を表す数値です。+の数で表示され、+が多いほど紫外線防止効果が高くなります。紫外線A波は真皮まで到達し、タルミやシワの原因になりやすいといわれています。
シミやタルミ、シワになるのを防ぐためにも、しっかりと紫外線をカットしたいもの。ウォータープルーフの日焼け止めなら汗をかいても落ちにくいですが、タオルなどでこすれて落ちてしまうことも。必要な場合はメイクの上から使えるスプレータイプの日焼け止めを携帯するのもよいでしょう。スプレータイプの日焼け止めは、手に取ってから馴染ませるものが多いですが、中には顔に直接吹きかけて使える商品もあるのでチェックしてみてくださいね。
汗で落ちにくい日焼け止めについて知りたい方は、下記の記事をチェックしてくださいね♪
【汗で落ちにくい&長時間キープ!スポーツ女子御用達の日焼け止め3選】の記事はこちら
登山のアイブロウは自然な感じがベスト
登山メイクは、山の景色やファッションに馴染むナチュラルなものが好印象。アイブロウも自然に仕上げましょう。パウダータイプのアイブロウを使えば、優しい印象の眉に仕上がります。汗や雨でアイブロウが落ちてしまうのが気になる方は、アイブロウコートを重ねるのがおすすめです。また、ウォータープルーフのアイブロウを使えば、水に濡れても落ちにくく安心です。ウォータープルーフのアイブロウには、ペンシルタイプやリキッドなどさまざまな種類があります。眉毛の輪郭をとりたい場合はペンシルタイプ、眉毛の足りない部分に1本ずつ描き足したい時はリキッドタイプと、自分の眉に合ったものを選ぶとよいでしょう。
アイブロウについて詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてくださいね♡
【スポーツ女子必見のアイブロウ!運動中に落ちない眉メイクのコツ♪】の記事はこちら
登山のアイメイクは肌に近いカラー選びがポイント
汗や雨でアイメイクが落ちてパンダ目になってしまうのは避けたいもの。登山中のアイカラーは落ちにくさを重視して、クリームタイプやリキッドタイプを選ぶとよいでしょう。また、色選びも大切なポイントです。登山中はなかなかメイク直しができません。ヨレたり落ちたりしても汚く見えないよう、ベージュなど肌に近いカラーのアイシャドウを選ぶとよいでしょう。ナチュラルな雰囲気が登山にぴったりですね。ツヤのあるタイプを選べば、目もとにさりげない華やかさを添えることができます。
マスカラはできるだけつけないほうがよいでしょう。特に山小屋やテントに泊まる場合は、洗顔などに使用できる水の量に制限があることも多いため、メイクは簡単に落とせた方がよいからです。日帰り登山の場合は自宅で落とせるためそれほど気にする必要はありませんが、記念写真にパンダ目で写るのは悲しいもの。登山中に崩れるのを防ぐためにも、マスカラは軽めに仕上げるのがおすすめです。
登山中のチークは健康的で控えめがコツ
登山中はチークもナチュラルに仕上げましょう。頬だけ悪目立ちしないよう、広げすぎず軽めにつけるのがポイントです。丸顔の人の場合、チークを入れる範囲を広げすぎず、やや縦長にシャープに入れる事で小顔に見せることもできます。カラーもオレンジやベージュ、ローズなど、控えめで自然な印象に仕上がる色がよいですね。
落ちにくさで選ぶなら、クリームタイプのチークがおすすめです。肌にぴったりとフィットして色持ちがよく、みずみずしい発色が楽しめます。また、チークには頬だけでなく、まぶたや唇にも使える2ウェイ・3ウェイのものもあります。マルチユースのメイクアイテムを利用することで、荷物の軽量化もできますね。
登山のメイクはナチュラルで可愛く!
ハードな場面が多い登山では、「崩れても可愛い」ナチュラルメイクがポイントです。また、メイク直しや化粧落としが難しいことを頭に入れて、手間をかけずにケアできるアイテムを厳選するのも大切です。荷物をなるべくコンパクトにまとめるため、2ウェイ・3ウェイの多機能アイテムもおすすめです。ナチュラルな登山のメイクのコツを押さえて、思い出に残る一日を過ごしましょう!
いいね!・フォローしよう
spoit の人気記事をお届けします。
ライター

ルール/歴史のおすすめ記事





編集部おすすめ記事



