ダイエットやプロポーションを維持するために、ヨガやピラティスを日頃から行っている人も多いのではないでしょうか。時間があれば自宅でも公園でも体一つでできるその手軽さから、女性にも男性にも人気のエクササイズです。健康を意識して始める人も大勢いますが、実は、ヨガやピラティスには大会も存在します。ここでは、大会の魅力や、そのほかのイベントなどについて紹介していきます。

もくじ

  • ヨガ・ピラティスの大会って実際はどんなもの?
  • ヨガ・ピラティスで有名な人って誰なの?
  • カジュアルに参加できるイベントもおすすめ
  • 大会に出る程ではないけどヨガの資格取得にチャレンジするのもおすすめ
  • 自分の本気度に応じてヨガを楽しもう!

ヨガ・ピラティスの大会って実際はどんなもの?

インドを発祥とするヨガは、思想的な魅力はもちろん、その健康的な一面からも世界中のさまざまな場所で人気を博しています。また、エクササイズとしてのみならず、世界大会も開かれており日本人も多く活躍中です。世界規模での大会は、その魅力をより多くの人に伝えるという役目を持っています。また、インストラクターとして従事している人などにとっては、参加して結果を残すことで広告として打ち出すことができたり、1つの高い目標として掲げたりすることができることからも、世界大会は注目を集めています。

大会の評価としては、決められたポージングを柔軟性・力強さ・バランス・優美さ・総合的表現力などを持って行うことができるかどうかが基準です。ポーズの種類は全部で7つあり、既定のものと、自由に選択できるオプショナルポーズがあります。同点同位の場合は、規定のポーズの点数によって勝敗が分かれます。日本で行われる予選会では男女それぞれに部があり、優勝すれば海外で開催される本大会の出場権を手に入れることが可能です。

また、ピラティスではベストボディ大会が開催されています。ピラティスはヨガと同じくマットなどの上で行うものですが、目的は同じではありません。ヨガは主に宗教観からくる心のつくり方に基づいて行いますが、ピラティスはリハビリを目標として行うものです。よって、ピラティスの方がよりボディバランスを意識した、身体的な優美さやインパクトが求められるといって過言ではないでしょう。それは大会においても同じことがいえます。体づくりの観点から、それを文化的な思想として広め、心身ともに健康な人を増やしていくことを目標として、ヨガの大会と同様多くの人に親しまれています。

ヨガ・ピラティスで有名な人って誰なの?

ヨガの世界チャンピオンとして有名なのが、三和由香利さんです。三和さんは、日本人で初めて世界チャンピオンに輝いた経歴を持っており、その表現力や美しさは、自他ともに認められています。世界各国でオファーを受けていて、ヨガのデモンストレーションによるワールドツアーも開催しているほどです。日本でも数多くの大企業のCMに起用されたり、撮影時の指導や振り付けまでを担当したりしています。ヨガをやっている人の中には三和さんを目標とする人も多いです。

もちろんヨガもですが、その美しいプロポーションを保つためにピラティスを行っている芸能人も数多くいます。芸能人におけるピラティスの第一人者といえば、渡辺満里奈さんです。アイドル時代から変わらないプロポーションをピラティスで保っており、加えてピラティスの映像作品も出しているほどで、ピラティスといえば渡辺満里奈といわれるくらい、その認知度は高いです。

ピラティスはインナーマッスルを重点的に鍛え上げ、しなやかなボディラインをつくるほか、体の不調も改善する効果が得られます。そのピラティスの魅力に引き込まれているのは、有名な女優も多く、たとえば、米倉涼子さんや石田ゆり子さんは、ピラティスをやっていることを公言しています。ほかにも、竹内結子さんが産後のダイエットとしてピラティスを取り入れたことで、ダイエットとしても注目するようになった人は多いです。

また、モデルや歌手も数多くの人がピラティスの魅力に惹かれており、押切もえさんや加藤ミリヤさんなども、ピラティスを行っているとして有名です。もちろん、ピラティスは海外でも広く愛されています。ミランダ・カ―がトレーニングやエクササイズの一環としてピラティスを取り入れているとしてからは、爆発的に人気が広まった経緯もあります。

カジュアルに参加できるイベントもおすすめ

大会に出るのは気が引けるという人でも気軽に参加できるのが、イベントです。国内ではさまざまな場所でヨガのイベントも行われています。たとえば、ヨガフェスタと呼ばれる祭典です。ヨガフェスタはアジア最大級の規模で展開をしており、2019年現在では、5万人が集まるとされています。メインの祭典のほかにも派生的にナイトヨガのイベントをしたり、イルミネーションとのコラボレーションをしたりして、よりリラックスした状態でヨガを多くの人に気軽に楽しんでもらえる工夫がなされています。

また、ヨガの日と呼ばれるイベントも開催していることも特徴です。ビーチで開催されるこのイベントは、単純にヨガのみを楽しむだけではありません。ゴミ拾いの団体と協力し合い、ビーチのゴミ拾いを行うことで、心と体と環境を綺麗にすることを心掛けています。社会的な取り組みをしていることで、より広い間口で多くの人をその魅力に引き込んでいます。

それ以外にも、アジア最大級のヨガイベントとして海外のさまざまなヨガイベントと協力していることも魅力の一つです。海外のイベントと協力することで、日本のインストラクターやブランドが、活躍の場を海外に広げる足掛かり的な役割を担っています。もちろん、ヨガを始めてみたい人が気軽に参加できることが魅力のヨガフェスタです。しかし、それに加えてビジネスとしての意味合いも強く持つ、多方面で大きな役割を担っているイベントでもあります。

開催されているイベントは、ヨガフェスタ以外にも数多く存在しています。もちろんヨガに触れたいという目的で参加される人も多いですが、中には上記のように、環境問題に取り組む一環だったり、海外生活を視野に入れたりしてイベントを楽しむ人も少なくありません。気軽に参加できるものはたくさんあるので、自分の目的に合ったものに積極的に参加してみましょう。

大会に出る程ではないけどヨガの資格取得にチャレンジするのもおすすめ

大会には出なかったとしても、その実力を測るにはほかにも方法があります。その一つがヨガに関する資格の取得です。たとえばヨガインストラクターを目指しているのであれば、資格を取得しておけば説得力が増すといって過言ではないでしょう。インストラクターになるうえで絶対に必要なものではありませんが、取得することで有利になることもあります。

ヨガに関する資格はいくつか種類がありますが、もっとも有名なものは、全米ヨガアライアンスという資格です。全米ヨガアライアンスはアメリカで誕生した非営利団体による資格で、その知名度は日本のみならず、海外でも通用するレベルです。全米ヨガアライアンスにて取得できる資格は、要する時間や指導経験などでも異なります。人によってはかなりの日数を必要とする場合もあるでしょう。また、取得する資格によってかかる費用なども変わります。世界各国に認定校があり、場所によって短期集中プランなどがあることも特徴の一つです。バリ島や、沖縄の宮古島で短期集中で取得できるプランなどもあるので、ライフスタイルに合わせて取得するようにしましょう。

もちろん、ほかにもNPO法人 日本YOGA連盟が出している資格や、一般社団法人全日本ヨガ協会が出している資格などもあります。取得する団体の資格によって効力は変わるほか、費用なども当然変わります。資格取得を目指すなら、十分に注意して自分に合った資格を取得しましょう。
資格についてはこちら

自分の本気度に応じてヨガを楽しもう!

ヨガもピラティスも、もちろん基本的には自由に取り組むことができます。趣味でやるのも当然問題ありません。資格を取ったり、大会を目指したりするのも個人の自由です。自分の目指すゴールを間違えてしまうと、かえってストレスを感じてしまうこともあります。自分がどこまで極めたいかをしっかりと把握して、それに応じてヨガやピラティスを楽しみましょう。

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