
もくじ
- ソフトボールのルールと魅力を簡単に紹介!
- ソフトボールと野球との違い
- ソフトボールの守備の特徴!
- バッティングの基礎と飛距離を伸ばす方法
- 守備には素早い送球技術が必要
- ソフトボールを経験していた芸能人
- 東京2020で3大会ぶりオリンピック競技に復活!
- 高校、大学、社会人から始めても遅くはない!
ソフトボールのルールと魅力を簡単に紹介!
ソフトボールの基本ルール

ソフトボールは9人制のチーム戦で、攻撃側と守備側を交互に行います。
3回アウトになると攻守交代、7回繰り返した後、最終的にどちらが多く点数を獲得したかで勝敗を決めます。
攻撃側はダイヤモンド状に置かれたベースを通過しながらホームを目指します。
この辺りは野球と同じルールですね!
ソフト特有のピッチング方法

ピッチャーは打者に対して下手投げで投球しなければいけません。
また、野球のようなマウンドは存在せず、ピッチャーサークルという輪のから投球するルールになっています。
また、ボールは野球よりも大きなものが使用されているので、強い握力がないと上手く握れません。
小学生の習い事にとしても人気の理由!

仲間とともに勝利を喜んだり悔し涙を流したり、心を鍛える事が出来るのが、習い事としてソフトボールが選ばれる一番の理由だと思います。
どのスポーツでも同じことが言えますが、中学校の部活でアドバンテージが取れることや、経済的負担が少ないなどのメリットもあるので、子どもにおすすめのスポーツの一つです。
ソフトボールと野球との違い
野球とルールが似ているソフトボールですが、ベース間の距離やボールにも違いがあります。
ベース間の距離の違い
野球は約27mに対し、ソフトボールは約18mと、かなり距離が短く設定されています。
塁間が短く打者との接触が起こりやすかった為、一塁ベースにダブルベースを置くルールになりました。
ピッチャーとの距離
ピッチャーとキャッチャー間の距離が野球が18.44mなのに対して、ソフトボールでは女子が13.11m、男子が14.02mです。
距離が近いため球の体感速度は野球より早くなります。
一塁ベースの違い
ソフトボールでは一塁ベースに白とオレンジ色のベースがあります。
これは打者と一塁手との接触を避ける目的があり、打者はオレンジのベースを踏まなければなりません。
バットの違い

ソフトボールのバットは野球のバットと比べて直径は小さく、長さは短くなっています。
ソフトボールの球場は野球用の球場よりも狭いため、ボールを飛ばしにくくする為、今の形が採用されました。
ボールの違い
野球で使用される硬式球と比べて、ソフトボールで使用される3号球は大きさ・重さともにそれを上回ります。
野球ボールの大きさに慣れていると、ソフトボールに投げにくさを感じるでしょう。
グローブの違い
ボールの大きさが違えば、使用するグローブのポケットの大きさ・深さは変わってきます。
グローブも野球に使用されるものと違って、ソフトグローブの方が大きく作られています。
ソフトボールの守備の特徴!
ピッチャー・投手
求められる能力はピッチングですが、速い打球を捌く反射神経の良さも求められます。
一方バント処理など内野手的な役割もあるので、チームの中心は間違いなくピッチャーになります。
キャッチャー

ホームベースの後ろに座り、ピッチャーの投球をキャッチする役割です。
肩の強さや俊敏さに加え、試合中の状況判断も求められるので、精神的な安定性を持った人に適正があります。
ファースト

内野ゴロを処理した他の内野手からの送球を受ける機械が多いファーストには、高い捕球能力が求められます。
また、守備位置がバッターからも近い為、速い打球に対する反応の良さも必要です。
セカンド

一塁ベースと二塁ベースの中間あたりに守備位置を取ります。
一塁、二塁ベースのカバーや、外野からの送球カットなど広い範囲で動く必要があるので、素早い状況判断力が求められます。
サード

ファーストと同じく、速い打球が飛んでくるポジションです。
そのため、強い打球を正面で受ける度胸の強さと、弱い打球を焦らず処理する冷静さを兼ね備えた人に適正があります。
ショート

二塁と三塁の中間に守備位置を取ります。
広い範囲で様々な打球を処理する必要があるので、俊敏さと送球の速さなどが求められます。
レフト

ショートの後ろに守備位置を取る外野手です。
フライボールの捕球能力が求められる為、足が早く、逆シングルの捕球が上手い人に適正があります。
センター

二塁ベースの後方に守備位置を取る外野手です。
広い守備範囲を担う走力と素早く送球出来る強い肩が必要なポジションです。
ライト
セカンドの真後ろに守備位置を取る外野手です。
外野手としての素早さや捕球能力はもちろん、内野手的な能力も求められます。
バッティングの基礎と飛距離を伸ばす方法
基本の構えが重要

力みすぎると飛んできたボールに対し、とっさに判断してバットを振ることが出来なくなる為、肩の力を抜きつつ、背筋を真っ直ぐ伸ばしましょう。
力を抜いた自然な構えを意識することがコツです。
全身の筋力強化でスイングスピードをUP

素振りももちろん大切ですが、バッティングは腕の力だけでなく腰や脚の筋肉も使います。
全身の筋肉強化は安定したスイングが出来るようになることはもちろん、守備においても必要なものなので、練習メニューに筋トレを入れる事をおすすめします。
練習メニューにバッティングセンターでの練習を加えてみよう!

バッティングセンターの球やバットは野球で使用されるものが殆どですが、自分のバッティングフォームを確認する為にもバッティングセンターでの練習はおすすめです。
フォームの確認を行なう場合は70〜85km/h程の速さを設定すると良いでしょう。
【関連記事】
バッティングセンターを楽しむ為のマナーと服装
守備には素早い送球技術が必要
捕球から送球する動きを身につける

中学、高校野球の失策は70%以上が送球ミスによると言われています。
大切なのは「ステップ&スロー」です。
どんな捕球態勢でも、近い距離のトス以外は必ずステップをして投げましょう。
また、補給してからトップまで僅かな時間に球を正しく握らなければならないので、グラブとボールを使って握りかえる訓練をしましょう!
キャッチボールで正しい投げ方の確認!

キャッチボールでは投球、捕球の訓練が出来ます。
ただ投げてキャッチするを繰り返すのではなく、肘の位置や肩を動かしすぎていないかなど、一つひとつの動きを確認しながら行うことが大切です。
試合でのミスが確実に減る下半身中心の筋トレ

どれだけ上半身を鍛えても、支えるのは下半身です。
特に送球時には強く踏み込む力が重要になってきます。
そこでおすすめなのは「ヒップリフト」というトレーニングです。
簡単そうに見えて意外ときついんです…。
部活での練習ではあまり行われないトレーニングなので、ぜひお家でやってみてください♪
ソフトボールを経験していた芸能人
白石麻衣
中学時代、ソフトボール部に所属。
主にセカンドでレギュラーだったそうです!
北斗晶
元女子プロレスラーの北斗晶さん。
中学校、高校でソフトボール部に所属。
まひる(ガンバレルーヤ)
小学校3年生から中学3年生まで野球部、高校からはソフトボール部で活躍。
全国大会でベスト16に入ったそうです!
東京2020で3大会ぶりオリンピック競技に復活!
オリンピックでの活躍が期待できる日本代表
ソフトボールにおいてもメダル獲得には常に高い期待が寄せられてきた日本。
シドニー大会で銀、アテネ大会で銅、そして2008年の北京大会では金メダルを獲得しました。
伝統的に守備に定評があり、守り勝つのが日本の持ち味だと言われていますが、現在も俊足・好打の選手が揃っており、選手の入れ替えや絞り込みを行いながら日本代表の強化が進められています。
東京2020ソフトボールの競技スケジュール
7月22日(水)〜7月23日(木)場所:福島あづま球場
7月25日(土)〜7月28日(火)場所:横浜スタジアム
【決勝戦・授賞式】
日時:7月28日(火)20:00〜22:30
会場:横浜スタジアム
【3位決定戦】
日時:7月28日(火)13:00〜15:00
会場:横浜スタジアム
高校、大学、社会人から始めても遅くはない!

いかがでしたか?
今回はこれからソフトボールを始める方向けに、簡単なルールを紹介しました!
2020年の東京オリンピックでは、野球との違いを理解して楽しく応援してみてください♡
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