英会話とは無縁だった私がサッカーをきっかけに単独で海外へ。全く言葉が話せないところから独学で学び、現地の友人にも恵まれました。私がどのように英会話ができるようになっていたのか?そのために重要な5つのポイントを私の実体験から紹介します!

もくじ

  • 1. 英会話を勉強するきっかけ
  • 2. 私はこうして英会話を学んだ
  • 3. 独学で学ぶメリットとデメリット
  • 4. 言葉の壁の壊し方
  • 5. 上達の近道とコツ

1. 英会話を勉強するきっかけ

いきなり英会話を学ぶといっても「さぁやろう」とはなかなかならないものかなと思います。
何を始めるときにも、“きっかけ”はとても大切なものなのではないでしょうか?
初心を持ち続けられるかどうかで上達や達成の度合いが変わってくるものです。
実際に勉強を始めたとき、壁にぶつかったとき、モチベーションを維持するためにも“初心”を持ち続けていきたいものですね。

ちなみに、私のきっかけは高校生時代に海外で活躍する選手のドキュメンタリー番組をみたとき。
そのときの印象は、“自分も海外でサッカー選手として生活してみたい”でした。

2. 私はこうして英会話を学んだ

ずっとサッカーを続けてきて、いざ海外に出てみたらわからないことだらけ。
当時、現地との接点はサッカーくらいしかなかったようなものでした。
話せる言語は、ちょっとの英語と日本語のみ。
そんな状況の中で私が実践したのは、Google翻訳を活用した勉強法です。
少し前まではスマートフォンもなく翻訳サイトを使って話そうなんて考えてもみなかったので、本当に助かりました。
それでも、いきなり日常会話をするのには抵抗がありました。

苦手意識はずっと持ち続けていたので、なかなか進まなかったのはいうまでもありません・・・。
そこで初めは、練習中や試合中によく使うような単語や使えそうな単語を調べておき、少しずつ使ってみるようにしました。

具体的には、「右へ」「左へ」「前へ」など自分のボールが欲しい場所。
相手にどのようなプレーを求めているかを伝える時など、「〜して欲しい」ということを伝えるフレーズを使ってみることから始めると、意外にも伝えたいことがたくさん出てくるのです。

次第に「コーチ・監督が自分に何を求めているのか」を聞くようになっていきました。
ポイントは、“わからなくてもとりあえずは聞いてみる”でしたね!

不思議とサッカーに関しての言葉は覚えが早いもので、徐々に戦術的なことも細部まで理解できるようにもなりましたし、それをきっかけにコーチ陣との会話も増えていきました。

サッカーの中で自分に求められていることを拙い英語で聞くようにしていた私は、日常生活の中でも「何をしてほしいのか」「何をしたらよいのか」を伝えることができるようになり、幸いにもその頃から友人にも恵まれました。

既に私の中にずっとあった苦手意識は消えて、「もっと思っていることが伝えられるようになれば、コミュニケーションの幅が広がる!」と思うようになっていったのは鮮明に覚えています。

サッカーを通じて英会話に興味を持つというのは貴重な経験でした。
実は、“サッカーはコミュニケーションのスポーツである”と言われるほど意思疎通が大切なスポーツです。

好きなスポーツを続ける上で、“英語が絶対に必要なもの”で、それを半ば楽しみながら勉強することができた。
教室や科目で習う英語とは一番質が異なる部分でした。

語学に対しての苦手意識がなくなったと同時にコミュニケーションの幅が広がり、様々な国へのトライアウトの情報をもらえるようになりました。
サッカーからだけでもこれだけの可能性が見えて来る英会話。
皆さんも、是非自分の趣味や好きなことを通じて学ぶことをチャレンジしてみてほしいなと思います。

3. 独学で学ぶメリットとデメリット

独学で学ぶといっても、良いことばかりではありません。
何事もそうなのですが、英会話にも難しい部分が存在します。

独学で学ぶことのメリットとしては、

・自分の好きな時間に学べる
・学ぶ内容を自分で決めることができる
・お金がかからない

などが挙げられるかと思います。
私が感じた独学で学ぶメリットは何よりも自由だということと、楽しいということでした。

また独学で学習する際のデメリットとしては、

・続きにくい
・教材選びが大変
・勉強法がわからない

などの難点があることも確かです。
独学以外にも英会話スクールへ通う方法もありますが、一番は学習する際の意欲なのではないかなと感じます。

ですがこの“意欲”こそが、英会話を学ぶにあたって一番難しいところかもしれません。

例えば、「サッカーが上手くなるには?」と考えたとき、ただパス練習を繰り返しただけではなかなか上達は難しいですよね。
大切なのは、「どれだけ集中して取り組んでいるか」ではないでしょうか?
パス一本、ドリブル一本、その質を上げるのは自分でしかないのです。

“サッカー”という競技の技術向上のためにその練習法として“パス練習がある”ということです。
ただパス練習を行っていてもサッカーの上達は難しいということですね。

英会話にあてはめると、勉強の質をあげるのは自分自身であり、“英会話”のスキルを向上させるために“スクール”や“教材”があるということです。
その質を上げるも下げるも、学んでいく“その人次第”ということになります。

ご自身に合った楽しめる方法を選んでいくことが、結果的にスキルアップへの近道になるのではないでしょうか?

4. 言葉の壁の壊し方

海外でサッカーをするにあたってまずぶつかる壁は、“言葉”と“文化”の壁。
言葉ができれば文化は時間が経てば学べるものだけれど、言葉に関しては学ばない限り解決しない問題でもあります。

けれど、いきなり話そうとしても非常に難しい部分がありますよね。
私も実践しましたが、“言葉以外の何か”で伝える努力をすることは非常に有効な手段といえます。

プレーのことであればやって見せ、戦術のことであればホワイトボードを使いながら。
説明などは極論日本語でも構いませんし、私も日本語で説明していたことがありました。

理論的には通じるはずがないのですが、何故か伝わってしまうという出来事には何度も遭遇しました。
大切なのは、“伝えたいという想い”です!

サッカー日本代表の本田圭祐選手は“アウトプットし続ける”ことを怠りませんでした。物凄く上手に話すあの英会話も、海外へ出た当初はあまり上手ではなかったのです。

“伝えたい”という想いがあってこそ言葉の壁は破れるものです。
まずは、“なんでもいいから英語で思っていることを伝える”ことから始めてみてはいかがでしょうか?

5. 上達の近道とコツ

英語をものにしていくには、英語をもっと”身近なもの”にしていくのが大切です

海外留学は一番のオススメですが、ちょっと難しいなという方、今から勉強を始めていこうという方には、少しずつ“英語が話せる環境を生活に取り入れていく”ことをオススメします

私は最初、携帯の言語表示設定を英語に変更するところからスタートさせました。
他には、英語歌詞の音楽を聴いて気になった部分の和訳や、簡単な英語の記事を和訳してみたこともあります。

もっと会話を増やしたい場合には、外国人が多く集まるバーへ行ったり、外国人チームへの練習参加することもオススメです。

これらは、独学で学ぶ際にとても大切なことです。
そして、どの環境でも“積極的にコミュニケーションをとること”は必須であると一流選手の行動からも学ぶことができます。

サッカーと同じで、上達の近道はあるか?と問われるとなかなか難しいものがあります。
ただ自分にとって良い環境をできるだけはやく見つけることが一番の最短距離なのではないかと私は考えます。

そしてなにより、英会話を楽しむことが上達を早めてくれるのではないでしょうか?

本田選手は、

・自らを英語を使わなければならない環境においた
・単語やフレーズが不完全でもアウトプットし続けた
・定期的に英語レッスンし続けた

これらの継続を怠っていません。

1日1つでも良いから単語を覚えて使ってみる。
スポーツも英会話もこういった積み重ねが大切といえます!

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