
もくじ
- ダイエットだけじゃない!水泳で得られる効果とは?
- 水泳を始めるために知っておきたいルール
- 始める前にはまず準備!水泳には何が必要?
- 初心者なら知っておきたい水泳のポイント
- ところで水泳はどこに行けばできるの?近くで利用できるプールの種類
- 健康と美容のために水泳を始めてみよう
ダイエットだけじゃない!水泳で得られる効果とは?
ほかの運動に比べて、水泳は特に健康や美容効果の高いスポーツだといわれています。それというのも、水泳は代表的な有酸素運動のひとつだからです。有酸素運動とは、長時間継続して行われる運動のことで、ジョギングやランニング、そして水泳などに代表される運動のことです。筋肉に軽度の負担をかけ続ける有酸素運動は、体脂肪を燃焼させる材料としての酸素を適度に取り入れながら運動できるので、ダイエットにも効果があるといわれています。
また、水泳は水の中に入って行う運動です。適度な水圧を加えながら体を動かせるため、重力の関係で下半身に滞りがちな血液を全身に循環させることができます。血液が全身に行き渡ることで、老廃物を排出しやすくなり、美肌などの美容効果も期待することができるのです。さらには、泳ぐことで全身を満遍なく使うことになるため、体全体の筋肉がアップして全身を引き締める効果もあります。水に浮かんで運動する水泳は、足腰が弱い人でも無理なく運動でき、衰えた筋肉を少しずつ鍛えたいときにも適しています。
水泳の全身運動は消費カロリーも高いので、効率的に運動できる点も良いところです。体温より低い水の中での運動は、心臓の動きを活発にして血管を引き締めます。こうした血管に及ぼす効果的な作用や、水の中に浮かぶリラックス効果によって、水泳には疲労回復効果や内臓の代謝機能を向上させる効果があるといわれています。代謝が良くなれば、太りにくい体作りもしやすくなるので、ダイエットをはじめとした健康目標も達成するには最適なスポーツのひとつです。
水泳を始めるために知っておきたいルール
初心者が水泳を始めるにあたっては、まず水泳特有のルールをしっかり覚えておくことが大切です。健康や美容目的に水泳を始める場合、基本的には市民プールなどの公共プールを利用する場合が多いです。公共プールはいろいろな人が利用しているため、みんなが気持ちよくプールを使えるように心がける必要があります。たとえば、公共プールでは、どこまで土足で入っていいのかということです。土足で入っていいのは更衣室の前までです。更衣室は水で少し濡れていることが多いので、更衣室に入る前に靴と靴下を脱いでしまうのが基本となります。
また、プールに入る前は、しっかりシャワーを浴びることも忘れてはならないマナーのひとつです。温泉に入るときにかけ湯をするように、プールに入るときも体の汚れを落としてから入るのがマナーです。シャワーを浴びて、きちんと汚れを落としましょう。実際にプールで及ぶ際も、知っておきたいルールやマナーがたくさんあります。一般的な公共プールには、それぞれレーンで仕切られたコースがあります。ウォーキングコースやフリーコース、片道コースなど、それぞれのコースは異なる目的で使われているため、コースに入って泳ぐときは決められた目的に沿った使い方をすることがルールです。
とりあえずプールに入って泳ぎたいというときは、フリーコースで泳ぐようにしましょう。ただし、フリーコースは自由に使って良い場所なので、泳いでいる人もいれば歩いている人もいます。むやみに泳いでしまうと前方の人にぶつかってしまうこともあるため、前の人や周囲に注意しながら泳ぎましょう。片道コースや往復コースでは、コースの中で泳ぎ方が決まっています。往復コースであれば右側通行など、流れに沿いながらコースの端の方を使って泳ぐのが基本です。
始める前にはまず準備!水泳には何が必要?
海で泳ぐのとは違い、プールでの水泳は泳ぎやすい水着を持っていくのが基本です。もちろん、水泳の目的は人それぞれでしょうが、運動目的で水泳するならワンピースなど運動に適した水着を用意しておきましょう。また、水着だけでなくゴーグルやスイムキャップも必需品です。特に公共プールで泳ぐ場合、スイムキャップがないと水の中に入ってはいけないことになっている場合もあります。現地でも調達できますが、自分の頭にフィットするものを事前に用意しておきたいところです。水着とセットで合わせてみても良いでしょう。ゴーグルも、サイズの合ったものでないと目や頭が痛くなることがあります。前もって最適なサイズのものを選んで持っていきましょう。
タオルは体をふく大きめサイズを一枚と、濡れてしまったときに備えて小さめサイズのタオルをもう一枚用意しておくと安心です。公共プールなどではコインロッカーに服などを入れておくので、コインロッカーを使うための小銭も必要です。100円玉が必要な場合もあれば、10円玉を使うこともあるので、何枚か持っておきましょう。プールから上がったら、水着やタオルは濡れてしまいます。そのままバッグに入れてしまうと、バッグの中が濡れてしまうので、濡れた水着やタオルを入れておくための袋やバッグも必需品のひとつです。
初心者なら知っておきたい水泳のポイント
水泳を始めるにあたって、ぜひとも知っておいてほしいのが準備運動の大切さです。確かに、水泳は体に大きな負担をかけることなく運動できるスポーツです。しかし、いきなり泳ぎ始めてしまうと、ケガや故障をする危険性も高まってしまいます。ですから、プールに行ったら、泳ぐ前にしっかり準備運動をすることが大切です。特にひざやアキレス腱など、負担がかかりやすい箇所はストレッチで重点的に伸ばしておきましょう。準備運動をしっかりすることで、泳いだときの運動効率もぐっと高まります。
また、適度に休憩を設けることも運動には大切なことです。それは水泳でも変わりません。ずっと水に入っているのではなく、適度にプールから出て休みながら泳ぎましょう。施設によっては、1時間ごとに5分程度の休憩時間が設けられていることも多いです。ただ、そうでない場合もあるので、自分の体力を見ながら、適切に水から上がって休みましょう。それから、水分補給も大切です。水の中だからといっても、動けばどんどん体内の水分は失われていきます。水の中だと、自分がどれだけ汗をかいているかもわからないので、こまめに水分補給をするように心がけましょう。
市民プールなどでも、特定のレーンが水泳教室などのために貸し切りになっていることがあります。それを知らずに貸し切りのレーンで泳いでしまうと、邪魔になるばかりか恥をかくことにもなるので、使っても良いレーンやコースかどうか確認してから入水するように気を付けましょう。
ところで水泳はどこに行けばできるの?近くで利用できるプールの種類
市区町村が運営している公共のプールなら、誰でも気軽に利用することができます。公共プールには利用登録なども必要なく、行けばすぐに利用できるので、とりあえず泳いでみたいという人には最適な場所だといえます。ただ、休館日や臨時休業していることもあるので、行く前には開館のチェックを忘れないようにしましょう。一方、本格的な水泳を始めるなら、スポーツクラブのプールを利用するのもひとつの手です。全国規模で展開しているスポーツクラブなら、入会さえしておけば全国どこでも使える場合がほとんどです。引越し先でも継続して利用できるのは大きなメリットだといえます。
また、民間で経営しているプールもあります。民間のプールも、利用の仕方自体は公共プールとほとんど変わりません。券売機でチケットを購入して、その都度利用するというのが基本となります。ほかにも、マンションなどにプールが完備されていることもあります。マンションのプールなら、いつでも好きなときに利用できることが多いので、好きなときに泳ぎたい人はプール付きのマンションに住むのもひとつの手でしょう。
健康と美容のために水泳を始めてみよう
全身を効率的に動かすことができる水泳は、運動が得意な人でなくても無理なく始められるスポーツです。水の抵抗を受けながら運動するため、わずかな動きでも高い運動効果を期待することができます。健康はもちろん、美容にも適しているので、ダイエットをしたいという人や、体を引き締めてキレイになりたいという人も、ぜひ水泳を始めてみましょう。
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