ヨガ・ピラティスに興味がある、やってみたいと考えている初心者の中には、ヨガ・ピラティスのルールや気をつけるべきポイントについて知りたいと考える人もいるでしょう。ヨガ・ピラティスを始めるに当たっては、その目的や効果を知ってから始めたほうがより効果的です。そこで、ヨガ・ピラティスをする際に気をつけることや必需品などについて紹介します。

もくじ

  • ヨガ・ピラティスってどんなスポーツなの?
  • ヨガ・ピラティスのルールが知りたい!
  • ヨガ・ピラティスの必需品は?
  • ヨガ・ピラティスをするときに知っておきたいポイント
  • おすすめのヨガ・ピラティスを楽しめるスクールは?
  • ヨガ・ピラティスを楽しんでキレイな身体作りをしよう!

ヨガ・ピラティスってどんなスポーツなの?

ヨガとピラティスは、似ているようでいて本来は大きく違うものです。まず、ヨガの起源を見てみると、紀元前およそ4000~2000年頃にインダス文明において、身体・心・魂を神や宇宙とつなげるための修行法として誕生しました。それ以来ヨガは、心が安定や充実した状態を保ち、幸福になることを最終的な目標としています。具体的には、様々なポーズをとることで身体の歪みを矯正し、そこにゆったりとした呼吸や瞑想を組み合わせることで、身体機能の向上と穏やかな精神状態を作り出すのです。こうして、身体も心もリラックスさせて健康的な生活を送れるようさまざまなジャンルのヨガが生まれ、現在も続いています。

ピラティスは、もともとはヨガの技法を取り入れて考案されました。よって、ピラティスにはヨガの考えが活きている部分もあります。もっとも、ヨガが心の充実を目標としているのに対して、ピラティスは筋肉に焦点を当て、肉体を鍛えることでリフレッシュを目指しています。具体的には、心肺機能の向上と背骨の強化を促すエクササイズです。正しい姿勢でエクササイズすることにより背筋群を強化し、腹圧をかけて背骨の柔軟性と強さを向上させていきます。

ヨガ・ピラティスのルールが知りたい!

ヨガとピラティスの違いは、それぞれの呼吸法にも大きくあらわれています。まず、ヨガではお腹を使って大きく息をする腹式呼吸が重要です。腹式呼吸をすると、副交感神経が活性化され、心がリラックスした状態になります。一方、ピラティスの呼吸法は、胸を使って息をする胸式呼吸です。胸式呼吸をすると、交感神経が活性化され、頭がすっきりとなり、自律神経が整いやすくなります。自律神経が正常であることはダイエットにとって大切なことです。自律神経が乱れると、血液の循環が上手く行かず代謝が落ちてしまい、太りやすくなってしまいます。ピラティスで胸式呼吸をすることで自律神経に働きかけ、太りにくい身体を作るのです。

ヨガとピラティスのルールの違いをまとめると、ヨガは腹式呼吸とストレッチを組み合わせることで心の安定を追求するのに対し、ピラティスは筋肉の適切な動きによって正常な身体の働きを取り戻すことがポイントだといえるでしょう。

ヨガ・ピラティスの必需品は?

ヨガでもピラティスでも、まずは動きやすく汗を吸収しやすいウェアの上下を用意しましょう。次に、ポージングをする際の必需品であるマットを用意します。ヨガのマットにもさまざまなデザインのものがありますが、初心者におすすめなのは生地が薄めのマットです。あまり厚みがないほうが、マットの上に片足で立つなど、バランス重視の動きをすることの多いヨガに向いています。また、薄めのほうが床との摩擦が強くて滑りにくく安全です。持ち運ぶときも、厚めのものよりも小さく丸めやすく軽いので、慣れないうちは薄めのマットのほうが扱いやすいでしょう。ヨガに慣れてきたら、いろいろな厚みのマットを試してみて自分に合ったものを探してみる方法もあります。

ピラティスの場合もマットは必需品ですが、ヨガの場合と違って厚めのものを使用するのが一般的です。ピラティスは背骨を柔軟にしたり背筋を鍛えたりすることが目的なので、マットの上を転がるなどの動作が多くなります。そのため、クッション性の高い厚めの生地のほうが身体を傷めにくく、ストレスなくエクササイズできるのです。ピラティスで使用するマットの厚みは、最低でも5mmはあったほうがよいでしょう。

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ヨガ・ピラティスをするときに知っておきたいポイント

ヨガ・ピラティスの効果を高めるためには、それぞれ押さえるべきポイントをきちんと知っておくことが大切です。まず、ヨガは「伸ばす・縮める・キープする」という動作が基本となることを覚えておきましょう。ヨガにはこの基本動作に基づいたさまざまなポーズがあります。どんなポーズをする際にも「伸ばす・縮める・キープする」を意識することで、普段の生活では使われない筋肉を刺激できるのです。ヨガのポーズは、最初のうちはたった数秒間でもキープするのが難しく感じるでしょう。もっとも、それは普段使っていない筋肉が使われている証拠でもあります。

深くゆっくりと呼吸しながら、自身の筋肉が刺激されていることを意識すると、身体が内側から鍛えられていきます。こうすることで、次第にしなやかな筋肉が出来上がり、新陳代謝もアップし、痩せやすい身体となるでしょう。また、ヨガの瞑想や深呼吸は、身体と心をストレスから解放し、緊張をほぐしてくれます。これにより、飲酒や喫煙、暴飲暴食をしたくなる欲求が抑えられるのです。以上のことから、ヨガであればポーズと呼吸法によって新陳代謝を高められるので、激しい運動が苦手な人でも痩せやすい身体を作りやすいといえるでしょう。

ヨガに対し、ピラティスの場合はインナーマッスルを鍛えることが基本となります。ヨガと比べると、筋肉をつけて身体そのものを鍛えることに重点が置かれているといえるでしょう。インナーマッスルが鍛えられると、姿勢も良くなり、体幹が安定します。そして、肩こりや腰痛の解消やケガの予防につながるのです。また、筋肉量が増えることによって代謝がアップし、脂肪が燃焼しやすくなります。ピラティスでインナーマッスルを鍛え、体幹を強くすることで、普段の運動の効果も上がり、より痩せやすい身体へと変化するでしょう。

おすすめのヨガ・ピラティスを楽しめるスクールは?

ヨガ・ピラティスはマットとスペースさえあればどこでもできますが、効果を最大限にするためには、専門のスタジオで行うほうがよいでしょう。また、専門スタジオやスクールであれば経験豊富なインストラクターが丁寧に教えてくれます。一人で誤った知識のままヨガ・ピラティスをして思わぬケガをするよりも、きちんと専門家から教えてもらうほうが効果的といえるでしょう。そこで、ヨガ・ピラティスにおすすめのスクールを3つ紹介します。

通いやすさを重視するなら「studio yoggy」

まず、通いやすさを重視する人に向いているのが「studio yoggy」です。いずれのスタジオも駅から徒歩5分圏内という近さにあるので、仕事帰りなどに通いやすくなっています。studio yoggyはヨガ・ピラティスのクラスが豊富にあり、自分に合ったプログラムを自由に組み合わせられるクラスが30以上あります。また、合格率1割という難関オーディションを突破した質の高いインストラクターが、生徒の目的や悩みに合わせてプログラムを提案してくれるのも魅力です。

【studio yogg】公式ホームページはこちら

幅広いレベルに合わせられる「Wave Yoga Studio」

「Wave Yoga Studio」は、東京・大阪・ニューヨークにスタジオを持つスクールです。初心者から経験者まで幅広いレベルに合わせて用意されたクラスで、個性豊かなインストラクターからの指導を受けられます。面倒見の良いインストラクターたちが、生徒個々人の悩みに寄り添って丁寧に指導してくれるでしょう。また、産後ヨガ、肩こり解消ヨガ、ストレス発散ヨガなど、さまざまなニーズに合わせたユニークなプログラムを受けられる楽しさもあります。

【Wave Yoga Studio】公式ホームページはこちら

ピラティス専用マシンがある「BDC PILATES 表参道」

「BDC PILATES 表参道」は、ピラティス専用マシン「リフォーマー」を使用した日本で初めての専用スタジオです。全てのクラスが6~8名の少人数制で、一人ひとりの身体の特徴を見極めながらトレーニングを指導してくれます。また、解剖学に基づいたレッスンメニューを組んでもらえるのも大きな魅力です。プライベートレッスン専用設備も完備されているので、本気でピラティスに取り組み身体を改善させたいという人に最適なスタジオといえるでしょう。

【BDC PILATES 】公式ホームページはこちら

ヨガ・ピラティスを楽しんでキレイな身体作りをしよう!

ヨガ・ピラティスは、それぞれの特徴をつかんで行えば、とても効果的に身体作りをすることができるエクササイズです。さまざまなクラスがある専用スタジオで、自分に合ったプログラムを見つけてトレーニングすれば継続もしやすくなります。ヨガ・ピラティスの基本的なポイントを押さえて、楽しみながらキレイな身体作りを目指しましょう。

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