ダイエットや健康のために簡単に始められるスポーツといえば、ウォーキング。「始めたはいいが、なかなか効果が現れない」という方必見!効果的に体脂肪を燃やすポイントを紹介していきます。

もくじ

  • 体に蓄積された体脂肪を燃やしてエネルギーに変えていこう!
  • ウォーキングをするなら最低週3日、30分以上取り組むこと。
  • 5分早く歩き、5分ウォーキングというワンセットで負荷をかける!
  • 自分の生活を見直すくらい本気で体脂肪を燃やす時間を作る!

体に蓄積された体脂肪を燃やしてエネルギーに変えていこう!

体脂肪とは、人間の体に蓄積されている脂肪のことです。
食べるものが何もないような緊急事態に陥ったとしても、人間の体の中では、「緊急事態だ、体脂肪を燃やしてエネルギーを作り出そう」と、自動的に反応し、エネルギーを作り出すことができるのです。
“ダイエットの敵”ともいうべき体脂肪ですが、実は、人間の活動には、必要不可欠なものということになります。

ですから、どんなに痩せたくても、体脂肪率をゼロにすることはできません。
そして、当然ながら、肥満体系の人ほど、多くの体脂肪を抱えていることになります。

過度なダイエットはNG!何事も適度を心がけよう

平均的な体脂肪率は、
男性18歳~39歳 体脂肪率17~21%
女性18歳~39歳 体脂肪率28~34%
と言われています。

自分の体脂肪率を体重計で確認し平均値に収まるのだったら、無理にダイエットする必要はありません。
あまりに体脂肪率を下げすぎても、健康のためには良くないのです。

肥満と言われている体脂肪率は、
男性18歳~39歳 体脂肪率27%以上
女性18歳~39歳 体脂肪率40%以上
となります。

体脂肪率が多すぎるといわゆる“メタボリックシンドローム”という状態になり、肥満が原因となる高血圧、脂質異常、脳こうそく、心筋梗塞などの病気を引き起こす可能性が高くなってしまいます。
体脂肪率を平均値に収めるように、効率よく運動して体脂肪を燃やしていきましょう。

ウォーキングをするなら最低週3日、30分以上取り組むこと。

では、体脂肪を燃焼させるには、どうしたらよいのでしょうか?
ズバリ、「有酸素運動をすること」これに尽きるのです

陸上選手や水泳選手にメタボ体形の人がいないのは、彼らが毎日効率的なトレーニングをしているからです。
プロの選手並みにストイックにトレーニングしろとは言いませんが、私たちなりにトレーニング法を考え効率的に取り組むべきです。

ちょっと“歩く”だけでも立派なトレーニング

忙しい皆様のために、今すぐできる簡単なトレーニング法があります。
それこそが、“ウォーキング”なのです。

ウォーキングは、歩きやすいシューズさえあれば、今すぐ始められます。
会社帰りに電車を二駅前で降りて歩いて帰れば、それはもう立派な“ウォーキング運動”になります。

運動不足になりがちな現代人の生活では、「ただ歩く」というだけでも、立派な燃焼運動です。
お年寄りや、病気から快復中の方の体力増進のためには、十分な運動効果があるでしょう。
しかし、「ダイエットのために、より体脂肪燃焼効果をあげたい」と考えているのであれば、ウォーキングをスポーツとしてとらえ、取り組むことが大切です。

何事も継続することが大事!

そのための第一歩として大切なのは、とにかく定期的に続けることです。
週1日だけ、集中して歩くよりは、会社帰りに週3日ウォーキングして帰ったほうがより効果があります。
体重を減少するというダイエット効果を期待するのであれば、最低でも週3日、30分以上の持続的な有酸素運動をする必要があります。

5分早く歩き、5分ウォーキングというワンセットで負荷をかける!

効果的な体脂肪燃焼トレーニングとして、ウォーキングを有効活用するためのポイントを紹介していきます。

正しい姿勢で意識をすることが大切

まずは「ただ歩く」ときよりも大きな歩幅をとり、少し早いペースで歩くことが大切です。
姿勢を正しくし、腕を大きく振るという正しいウォーキングのフォームを意識して「これはトレーニングなのだ」という意識をもち取り組んでください。
有酸素運動なので、酸素をとりいれるように呼吸することも意識して歩きます。

早歩きで負荷をかけよう

ウォーキングに慣れてきたら、さらに早歩きする時間を作り負荷をかけていきます。
5分早歩きし、5分ウォーキングというワンセットを3回つづければ、あっという間に30分経ってしまいます。6回続ければ、1時間になります。
さらに、「もっとできる!」と感じてきたら、5分走り、5分ウォーキングするという、より負荷の高いワンセットに発展させることもできます。

理想を言えば、広い公園や川沿いなどのマラソンコースで、ウォーキングすることができれば、よりトレーニングの効果を高められます。
トレーニングしやすい状況に身を置くということは、スポーツを続ける上での大切な要素です。

時間を作るのもトレーニング!

「平日に公園など行けるはずがない」と思った方は、一度、いつもより1時間早く起床して、公園のマラソンコースに行ってみてください。
10代からお年寄りまで、驚くほど多くの人たちがトレーニングしています。
公園の近くや川沿いに住んでいるのであれば、好立地を利用しないでおくほうがもったいないことです。
「体脂肪を燃焼したい!」と本気で考えているのであれば、トレーニングする時間を作ることからすでにトレーニングが始まっているのです。

自分の生活を見直すくらい本気で体脂肪を燃やす時間を作る!

ここまで読んでいただいて、「トレーニングする時間を作ること」が一番難しいと感じている人も多いと思います。
「会社の仕事が忙しい」「疲れてしまってやる気が起きない」「近くに公園がない」
など、理由は様々あるでしょう。

ここで、もう一度考えていただきたいのは、ダイエットしたいのであれば、体脂肪を燃やすしかないということです。
本当にウォーキングに使える時間がないのでしょうか?
そうだとしたら、生活自体のダイエットを試みる必要があります。
一度、自分の生活を見直してみてください。

会社で「ストレスがたまる→疲れる→眠れない→疲れる→ストレスがたまる」という負のサイクルに陥っていませんか?

そこに、「痩せたい→運動する時間がない→痩せない→ストレスがたまる」というほかのストレス要因が入ってくると、多重ストレスを抱えて生活をすることになります。

ストレスに自分の人生を支配させないでください。

運動をすることは、単にダイエットのためだけでなく、ストレスを解消するという効果も期待できるのです。

歩くだけで人生がかわる?!

たかがウォーキングですが、その一歩が人生を変えるかもしれません。
少し大げさかもしれませんが、スポーツにはそれくらいの力があると信じています。

運動してダイエット効果を得て、美しくなった自分を想像してみてください。
自信に満ちて輝いていませんか?
そんな想像の自分を現実にすることができるのは、あなた自身しかいないのです。
この記事を読んだことも、何かのきっかけと思って、トライしてほしいと思います。

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ライター

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ブルア
東京生まれ。経歴:マスコミOL→ライター。尊敬するアスリートは、イチロー&浅田真央
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