これからヨガ・ピラティスを始めようとしている人の中には、どのようなヘアスタイルにすればいいかわからないという人もいるでしょう。ヨガでは汗を多めにかくことも多く、普段はとらない姿勢をとることも多いため、髪型によっては邪魔になってしまうこともあります。ヨガやピラティスの時間をより充実したものにするためにも、ベストの髪型を探したいもの。この記事ではヨガ・ピラティスをする際におすすめの髪型を紹介します。

もくじ

  • ヨガ・ピラティスをする際にはどんな髪型にすれば良い?
  • 【おすすめの髪型】1.おだんごヘア
  • 【おすすめの髪型】2.くるりんぱヘア
  • 【おすすめの髪型】3.編み込みアレンジ
  • ヨガ・ピラティスをするときにおすすめのヘアアクセサリー
  • 可愛いヘアスタイルでヨガ・ピラティスを満喫しよう!

ヨガ・ピラティスをする際にはどんな髪型にすれば良い?

ヨガやピラティスをする上での髪型のポイントは4つあります。1つ目は前髪が邪魔にならない髪型にすること。ヨガではウッタナーサナ(立位前屈)や、ウパヴィシュタコーナーサナ(開脚前屈)など、前屈系のポーズが多くあります。前髪が目や眉毛に係るような髪型は、特にこれらのポーズを取るときに邪魔になることが多いものです。そのため、ヘアバンドなどでまとめるといいでしょう。

2つ目は、長い髪ならまとめ髪にすること。まとめる髪型もさまざまですが、お団子やシニヨン、アップやギブソンタックなどがヨガに向いているものです。アップにもさまざまな種類がありますが、サイドでまとめるサイドアップ、上半分だけをまとめるハーフアップなど、種類を変えて楽しむのもいいでしょう。

3つ目は、ホットヨガをする際には前髪が貼り付かないようにまとめること。室温の高い部屋で行うホットヨガは、大量の汗をかきます。このため、前髪をまとめていないとおでこに貼り付いてしまい、ヨガに集中できないことも多いのです。また、髪のセットをワックスでしている場合、そのワックスが汗で流れてべとつくこともあります。このため、まとめるといってもワックスなどの整髪料は使わず、ヘアゴムやピンなどでまとめるようにしましょう。

4つ目は、高い位置のポニーテールは邪魔になりやすいので避けること。ヘアスタイルの名前でいうとゴールデンポニーテールなどです。ヨガではシャヴァーサナ(亡骸のポーズ)など横になるポーズも多くありますが、これらのポーズを取るときに邪魔になってしまいます。逆に、その日に取るポーズがわかっていて、高い位置のポニーテールでも邪魔にならないとわかっている場合は問題ありません。

【おすすめの髪型】1.おだんごヘア

ヨガ・ピラティスをする際、もっとも動きやすい髪型の1つがおだんごヘアです。基本のおだんごはヘアピンとヘアゴムがあればでき、やり方を知っていれば3分程度でできます。お団子の位置も高め・低め・サイドなどとさまざまですが、ヘッドスタンドを行う場合、頭頂部は避けましょう。ヘッドスタンドは頭頂部をマットに着けるポーズです。倒立状態で行うイメージを持たれがちですが、腕や脚で支える初心者向けのやり方もあります。

このため、ヘッドスタンドを行うことがわかっている場合や、可能性がある場合は頭頂部のおだんごは避けましょう。逆に、行わないことがわかっている場合は、頭頂部や高めの位置にお団子を作っても問題ありません。ヨガ系のメディアでも、高めの位置でのお団子アレンジを紹介しているほどです。お団子ヘアはスカーフなどを合わせることで、さらにオシャレに演出できます。また、まとめたおだんご部分をゆるくつまんで引っ張り出すなど、好みでかわいいアレンジを加えるのもおすすめです。

【おすすめの髪型】2.くるりんぱヘア

くるりんぱヘアも、ヨガ・ピラティスで好まれる髪型の1つ。ヘアゴムがあればでき、オシャレな見た目にもかかわらず、やり方も簡単です。下の位置でゆるく1つに結び、結び目の上を2つに分け髪をくぐらせるものですが、やり方をマスターすれば3分程度でできます。もともとのやり方がシンプルなため、連続で巻いたりお団子と合わせたりと、アレンジしやすいのも魅力です。アレンジスタイルの1つであるギブソンタックは、ヨガインストラクターの女性も取り入れており、高度な技に取り組むときにも邪魔になりません。

くるりんぱは、ロングヘアでないとできないと思っている女性もいるでしょう。しかし、ミディアムヘアでもできます。ミディアムでのくるりんぱは、結んで余る部分が短くなりロングにはない独特の可愛さを出せるのが魅力です。ポニーテールやロープ編み、ツインテールなどとの「合わせ技」もプロによって多く解説されています。それらも参考にバリエーションを増やすと、毎回のレッスンがより楽しいものになるでしょう。

【おすすめの髪型】3.編み込みアレンジ

編み込みアレンジも、ヨガ・ピラティスをする際におすすめの髪型です。編み込みは結婚式やパーティーで目にすることが多いため、「オシャレだけど難しそう」と感じる女性もいるかもしれません。しかし、実は意外に簡単なスタイルで、お団子などと同じくヘアピンとヘアゴムがあればできます。

編み込みの種類もさまざまです。普通の編み込みは上から編んでいく「表編み」ですが、下から編んでいく「裏編み」もあります。また、魚の骨のようなシルエットになるフィッシュボーンも人気。少し難易度が高いスタイルですが、くるりんぱを使って「フィッシュボーン風」のアレンジにする方法もあります。

さらに高度な編み込みでは、ウォーターフォールもおすすめです。ウォーターフォールとは滝を意味する英語。一部の毛束を編み込まずにわざと落とすスタイルですが、その様子が滝のように見えるために、この名前で呼ばれます。正統派のやり方は少し難しいものですが、ボビーピンを使う「なんちゃってウォーターフォール」などのアレンジもあります。このような工夫をこらせば、時間や手間をかけずにいつもと違ったスタイルを楽しむことができ、ヨガやピラティスの時間をさらに充実したものにできるでしょう。

ヨガ・ピラティスをするときにおすすめのヘアアクセサリー

ヨガやピラティスをする際には、スポーツタイプのヘアバンドやターバンなどを使うのがおすすめです。ヘアバンドにもバンダナ型やネット型、ロープ型などさまざまなものがあります。髪型や髪の毛の量、ホットヨガのように汗をかくかどうかなどで、最適な種類は異なるものです。特にこだわりがなければ定番のバンダナ型、軽い装着感を好むならネット型やロープ型がいいでしょう。

ターバンはヘアバンドとよく似ており、明確な区別はありません。強いて区別するなら、インドや中東風のデザインや素材が用いられているときは、完全にターバンとなります。本格的にヨガに打ち込む人の間では、インド風のターバンが好まれることも少なくありません。

ロープ型のヘアバンドは、ヘッドバンドと呼ばれることもあります。特に有名スポーツブランドから発売されているヘッドバンドは、裏面がシリコン素材になっており、汗をかいてもすべりにくいものなどがあります。よりハイレベルなヨガ・ピラティスに打ち込むときや、ホットヨガをするときなどに適しているでしょう。ジョギングにも適したアイテムであり、ヨガ・ピラティスとジョギングの両方に打ち込みたい女性にもおすすめです。

「ヘッドバンドだとメンズっぽくなる」と感じる人には、細いカチューシャもおすすめ。スポーツの場面で使われるイメージはあまりないカチューシャですが、バレエウェアのブランドなどから、運動に適した細いカチューシャも販売されています。バレエはスポーツファッションの中でも特にフェミニンなアイテムが多い分野です。ヨガ・ピラティス用のアクセサリーより、さらにフェミニンなものを身に着けたい場合は、バレエのアイテムから探してみるのもいいでしょう。

これらとは逆におすすめできないアクセサリーは、尖っているピンなどです。自分だけでなく他の人がケガをする恐れもあり、特に大人数でのスタジオレッスンでは避けるべきといえます。特に2018年に流行したマジェステは、日常生活でも危険を指摘されることのあるアイテムです。スタジオに行く前のファッションとして着用していた場合も、スタジオでは必ず外しましょう。髪をまとめる際には、マジェステも含めたピンタイプのものは避け、クリップタイプなどの安全なものを使いましょう。
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可愛いヘアスタイルでヨガ・ピラティスを満喫しよう!

可愛いヘアスタイルはテンションを上げてくれるため、ヨガ・ピラティスのレッスンもより楽しいものになります。楽しみながらレッスンを受けることで、同じ時間、同じ量のトレーニングをしても、さらに高い効果を得やすくなるでしょう。このようにヨガ・ピラティスの効果を高めるためにも、この記事で紹介した内容を参考にしながら、可愛いヘアスタイルでヨガやピラティスのレッスンに出かけてみてください。

ヨガやピラティスの可愛いウェアやヘアスタイルについて詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてみてくださいね♡
【ヨガで崩れるボブやロングに!髪型別汗をかいても快適なヘアアレンジ】の記事はこちら
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